インタビュー
Interview
Interview
営業職
T.Tさん
※2024年5月時点
北関東(大宮)勤務の営業担当。持ち前のコミュニケーション力を強みに、既存顧客から新規開拓まで、多くの案件を受け持つ。特に鉄道業界のメーカー様との付き合いが深く、これまでに開発をサポートした製品が展覧会に出品された実績も。
「一人で成果をあげようとせずに、チームを頼ります」。営業担当のT.Tが話すのは、チームワークの重要性。先輩上司、時にはサンワテクノスの海外拠点とも連携しながら、お客様のものづくりを支え、社会を動かしていく。T.Tが考える営業担当として必要な姿勢や、仕事のやりがいなどを話してもらいました。
01─Motivation
サンワテクノスは商社ですから、モノや製品を開発するようなことはありません。しかし、私たちのお客様はメーカー様が多く、お客様のパートナーとしてものづくりをサポートすることはできます。例えば、鉄道の踏切に使われている障害物検知センサー。鉄道の設備関係のメーカー様とのお付き合いがあり、現在もさまざまな設備のリニューアルや開発をサポートしています。たとえ間接的であっても、私が関わった商品が社会で役立っていたり、目に見える形で使われていたりすると、嬉しさとやりがいが込み上げます。
02─Creation & Mission
私が現在所属している課は新設されたばかりの部署で、その第1期メンバーとして抜擢されました。私が担当している北関東エリアの中で、これまでお付き合いの少なかった企業様にアプローチし、困りごとやニーズをヒアリングしながら、お役に立てるような提案ができないかとアクションを重ねているところです。こうした提案の場面では、ただお客様からの情報提供を待つのではなく、自ら業界や社会の動向をリサーチし、こちらから最新技術をご紹介したり、既存製品よりも低コストの商品を見つけてご提案したりと、主体的で能動的な姿勢が大切です。特に、技術の発展・進歩が著しい現代においては、社会の波に乗り遅れないようにセンサーを張っておくことが欠かせません。今後実用化されていく自動運転をはじめ、さまざまなイノベーションを商社という立場から後押しできるように、営業担当として成長し続けていきたいです。
03─My Belief
サンワテクノスには、さまざまな強みを持つ人たちが集まっています。電子部品に詳しい人、パソコンに強い人、海外連携が得意な人。自分一人の力で成果をあげようとは思わずに、先輩上司、同僚や後輩を頼りながら、チームで仕事をすることを心がけています。それに、頼ったり相談したりした時には、誰もが快く応じてくれます。商品や技術に対する専門性も必要ですが、何よりも人間性が大切。大きな声ではきはきと応対する。誠実で、謙虚な姿勢で仕事にのぞむ。当たり前のことではありますが、そうした信頼が、チームワークを高めるには重要ではないかと考えています。
04─Episode
先輩上司の手を離れ、一人で商談へ行くようになったのは入社1年目の冬。当時は、取扱い商品に対する知識が浅く、どんな話をすれば良いのか、そもそもお客様のお話が理解できるのか、不安ばかり膨らんでいきました。経験を重ね、少しずつお客様からのご注文やご要望をおうかがいできるようになるも、一歩踏み込んだヒアリングや、お客様も気づいていないニーズを見つけ出し、解決するようなご提案に踏み出せない。営業担当としてのもどかしさや苦しさを感じていました。その状態を脱却できたのは最近のことです。先輩上司の方からの親身なサポートやアドバイスのおかげで、担当しているお客様は30社を超え、次は私が後輩を指導する立場になりました。専門知識を伝えるだけでなく、人としての成長を促す。そうした教育を心がけています。
営業担当として大きな手応えを感じた仕事があります。鉄道の線路に設置される無線機の開発をサポートするというものです。線路には、列車が今どこを走行しているのかをリアルタイムで本部に伝える無線機が設置されており、そのメーカー様よりご相談いただいたのが始まりでした。問い合わせの内容は、「既存のものよりもコンパクトな無線機を開発するために、部品を購入したい」というもの。しかし、その部品は特殊で、納品までに時間を要してしまうものでした。そこで上司に相談し、部品を製造しているドイツのメーカーに直接問い合わせることに。サンワテクノスのドイツ拠点と連携し、当初の納期よりも早く商品をお客様のもとへお届けすることができ、試作を経て実機が完成しました。なんと、この無線機は展示会に出品され、新しい鉄道技術として国内外に広くPRされたのです。お客様のものづくりを実現できた喜び。社会に貢献できた喜び。それらをチームで達成した喜び。営業担当として記憶にのこる仕事の一つです。
Work Day
8:30
出社
定時より早めに出社し、社内外からのメール確認や商談の準備をする。
10:00
移動
商談先まで社用車で移動。担当エリアが広く、移動だけで2時間かかることも。
12:00
昼休憩
移動先でおいしいランチを見つけて休憩。
13:00
打ち合わせ
お客様のご注文やご要望をうかがい、最適な商品をご提案。
14:00
打ち合わせ
お客様が製造している製品をリサーチし、より低コストで製造できる部品や、お客様の事業成長に繋がる提案を行う。
15:00
移動
16:30
帰社
社内外からのメールを確認し、商談内容を日報で報告する。
18:00
資料作成
次の日の商談に向けて、業界のリサーチや提案書の作成などを行う。
19:00
退社
新設された部署での業務のため、タスクが多い時は残業がある日も。遅い時間まで残ることはほとんどなく、オン・オフの切替がつけやすい環境。