AED AED
救える命があることを、
1人でも多くの方に
知ってほしい。
サンワテクノスは
AEDの普及活動を実施
しています。

AEDは「Automated External Defibrillator」の略語で、日本語では「自動体外式除細動器」と呼ばれる「高度管理医療機器」です。「除細動」とは、心臓がけいれん(細動)した状態を「取り除く」ことを指しますが、AEDは心臓に電気ショックを与えることで除細動を行います。
以前は医師など、限られた人しか使用が許されていなかったAEDですが、2004年7月から一般の人でも使えるよう規制が緩和されました。AEDは、救命時に必要な操作などを音声や光で案内するため、AEDを使えば一般の人でも救命活動を行えます。
突然誰にでも起こる心停止

心停止は高齢者や心臓疾患のある方だけでなく、健康な方にでも起こりえます。
実際に心停止を起こした方の約40%が既往歴のない健常者です。
国内での心停止(心原性)の発生件数は年間8.2万人、年々増加傾向にあります。8.2万人の内、約90%が亡くなっています。これは非常に深刻な事態です。
心停止による死者数は非常に多く、交通事故や火災による死者数と比べて、人数でも率でも1桁違うのが現状です。
- 総務省消防庁「令和4年救急救助の現況」より引用
- 総務省消防庁「令和4年度消防白書」より引用
- 警察庁「令和4年交通事故発生状況」より引用
いち早い心肺蘇生が救命率を上げる

通報してから救急車が到着するまでに平均で9.4分かかっていることがわかります。脳機能の損失は心停止後3~5分といわれているため、救急車を待っているだけでなく、現場での救命活動が必要だと考えられます。
ただし、上記の救急車到着時間はあくまでも全国平均であり、さまざまな状況によってはこれ以上かかる可能性もあります。さらに、発見されてから119番通報するまでの時間や、救急隊到着後の処置にかかるまでの時間を考えると、実際に適切な処置が行われるまでの時間はもっと延びると思われます。
AEDをいち早く使用するためにポイントがあります。それは現場から片道1分以内に設置されていることです。これは脳機能の損失が心停止後3~5分で始まると言われており、心停止から5分以内の電気ショックが求められるためで、心停止発生から119番通報まで約2分かかること、AED到着から電気ショックまで1分ほどかかる可能性があること、などをみると、残りの2分以内にAEDを持ってくる必要があるためです。
サンワテクノスの講習会
AED導入時に対面の講習会を実施可能です。座学と実技の2つの講習で緊急時も慌てずに落ち着いた救命ができるようにサポートします。



当社の講習会ではみなさんからの不安にも丁寧に解説し、安心して使用できる状態を支援します。
AEDの使い方だけでなく、
心肺蘇生の方法を含めた救命活動などを指導します。
「日本 AED 財団」への寄付を実施

2015年に発足した『ニューライフプロジェクト』を皮切りに、社会貢献活動の一環としてAEDの普及と講習により使える人を増やす活動を続けています。
また、当社サステナビリティ基本方針である「持続可能な社会への貢献」を目指し、2021年度よりAED販売による売り上げの一部の寄付を継続しています。