サンワテクノスグループ DXへの取り組み
マネジメントメッセージ
昨今のデジタル技術の進歩・拡大により、当社グループを取り巻く市場環境やビジネスの在り方が大きく変化しています。この変化への対応には従来以上の柔軟性と創造力を持つことが求められ、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が必要不可欠であると認識しています。
このような環境の中、当社は長期ビジョン「Sun-Wa Vision 2030」のもとスタートした中期経営計画「Sun-Wa New Stage 2024(SNS2024)」において、「DXによる業務効率化と提供価値向上」を基本方針のひとつに掲げ、経営戦略の一環として立ち上げた「DX推進プロジェクト」を中心にDX推進の取り組みを実行していきます。
具体的施策は「重要経営指標の迅速な可視化」「オペレーション業務の効率化」「顧客バリュー向上のためのデータ活用の高度化」「DX人材育成・採用」の4つで構成され、当社DX施策及びDX推進活動の総称を【SDX(Sunwa Digital Transformation)】と称し、全社一丸となって取り組み、企業価値の向上を目指します。
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| 代表取締役会長 田中 裕之 |
SDXの具体的施策
重要経営指標の迅速な可視化
効率的なグローバルデータの集約
経営ダッシュボードの充実
オペレーション業務の効率化
基幹システムからのアウトプット帳票のデジタル化
申請・承認業務のワークフロー化の充実
RPAによる業務の自動化
情報の一元化、業務プロセスの標準化・集約化
顧客バリュー向上のためのデータ活用の高度化
セグメント戦略KPIの見える化
営業支援ツール(SFA)の活用高度化
技術情報データベースの構築
DX人材育成・採用
全社員を対象としたITリテラシー向上のための研修実施
リスキリングによるDX人材の育成
適正人材の採用
DX推進体制
DX戦略実現に向けた環境整備
当社ではSDXの実現に向け、以下の施策に対して重点的な投資を予定しております。
さらには、業務効率化を図るための既存の基幹システム改修へも投資を計画しております。
経営ダッシュボードの充実
SFAの活用高度化
情報の一元化、業務プロセスの標準化
RPAによる業務の自動化
DX戦略の達成指標
当社で取り組むSDXを推進し、第11次中期経営計画で掲げる目標数値の達成を目指します。
各施策の取り組みは企業収益(売上高)の増加や販売管理費の削減に寄与するため、最終的には営業利益の向上をもってDX戦略の全社的な達成度の指標とします。
なお、各施策の達成度を測る指標となる案件獲得数や、社内システムの活用状況の情報については非公開となりますが、DX推進プロジェクトにおいて進捗が管理されます。