信頼関係を構築することの大切さ

入社以来、私は営業事務職として営業担当のサポートをしています。注文書処理、仕入先様への発注、納期の管理、お客様の生産予定に合わせた在庫の管理、見積対応が主な業務となります。外回りの多い営業担当に代わり、お客様からのお問合せの一次窓口になりますので、お客様、営業担当とのコミュニケーションは欠かせません。

入社1年目の頃、私はまだお客様との信頼関係が築けず、お客様から営業担当に直接問い合わせが入ってしまうことが多々ありました。私が解決できることでも、営業担当に問い合わせがいってしまうのです。自分の無力さを感じました。ですが、少しずつでもお困りごとに応えていくことで、時間をかけて信頼関係を築くことができ、直接メールや電話を頂くことも多くなっていきました。入社2年目のあるとき、見積から納品まで一人で対応するようになってきたお客様から大口のご注文を頂けたことがあり、とても嬉しかったのを覚えています。信頼していただくことで大きな仕事を任せてもらえ、それが自らのやりがいにも繋がる。信頼関係を構築することは何よりも大切なことだと感じました。

反面、任せてもらえる仕事が増えたことで、業務時間内に終わることができない日も増え、悩みました。その中で逆に自分が成長するチャンスと考え方を変え、先輩方に相談しアドバイスをいただきながら、時間配分、優先順位の付け方を工夫し取り組むことで、効率的な働き方ができるようになりました。振り返ってみると、思い悩んだ時期は辛いと感じることもありましたが、非常に良い経験となりました。問題や課題を見つけ出し、解決に向けて取り組む姿勢を身につけることができたのは、この仕事の影響が大きいと実感しています。